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-休日艦長航海記
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帆船あこがれ、ボランティア初参加してきました。
終始緊張してて疲れがまだ残っています。

朝一に帆を解くルーズガスケット、研修でもトレーニーでもガスケットはメインマストでしかやってないのですが・・・。フォアマストのトップスルとメインマストのガフを解く・・・え、ヤード渡るんですか・・・


まーったく予想してなかったのでびっくりしました。フォアマストを上り、ヤードの先端に移動。先輩ボランティアに教えてもらいつつルーズ。

前より早く渡れるようになっていますが、やっぱり1本のロープだけの足場で真下に甲板と海という風景はまだ少し怖いです。でもこれで横帆は経験したから、あとはガフですね!

トレーニーさん達とも和やかに接する事もできました。
まだまだ展畳帆時の立ち回りが下手で、あたふたしてしまいますがとっても有意義でした。頑張って上達するぞ~!
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このあいだ帆船”あこがれ”の研修に参加してきまして・・・



ボランティア・スタッフに登録と相成りました。



ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ YATTA!




ハイスは1日コースから乗船していきます、頑張るぞ~!

Voy.0829

大変楽しい航海でした。
1泊2日と違って2泊だと濃い内容で色々できて満足満腹です。

心残りは来年夏前まで乗れない事。
小笠原航海への参加を決めたので暫く貯金です。というかお小遣いも一部先払いにしなきゃならんので半年では済まないかも?


一日目は西に向かい、神戸空港沖で停泊。
途中、昼食順番決めのゲームで人間知恵の輪・・・

これ前の航海でやった時、ビリだったんだよね・・・

班の人間が輪になって右手を出して誰かと握る。左手を隣の人以外と握る・・・だっけな?まぁそれで潜ったり捻ったりしながら輪に解くというもの。

今回は以外とすんなりいけて2位でした。





2日目は更に西、明石海峡を越えて航海。


マスト登り中のハイス


マスト登り、大分怖いとはあまり思わなくなってきた。前回、強風だったしね。まぁ翌日もっと楽だなぁと思うようになりますが。



メインガフセイル

それと珍しい事(?)にこの日、メインガフを張る事に。
ガフ張って走るのを見るのは初めてだ。



それとマスト登りに全員参加できたおかげか、タイザガスケットをやらせてもらえる事に。マストに登って閉じたセイルを畳む作業です。

なんと最後の縛る場面で結び方を度忘れ!
をいをい・・・”下”じゃちゃんとできてたのに・・・クラブヒッチ・・・

高所で作業、足場ロープだけという状況で舞い上がったのか・・・





3日目は念願のヤード渡り。
夜の場所決めでトギャラン(一番上のヤード)の端っこを志願。


ヤード渡り


マストを上るのは平気だった。
マストからヤードに渡るのも平気だった。

でもヤード上を移動するのが怖かった・・・

あんなに腰が引けそうになったのは初めてじゃないかな・・・約30メートルという高さは時間が経てば慣れるのですが、足場のロープがね・・・移動したり他の人が乗ったり降りたりするたびに上下に動くのですよ。

そんな中で「ハイスさん、端に移動して下さい」って言われても、ジリジリと横に滑るようにしか移動できない・・・

流石に降りる時は大丈夫でしたし、マスト登りで使う見張り台くらいの高さが凄く低く感じた。上を行けば下は簡単になりますね・・・という事はてっぺんまでいけばトギャランも怖くはなくなるでしょうw


この日の帆を張る前にルーズガスケット(畳んだ帆を出す作業)に、解くだけなのでタイザガスケットみたいな事にはなりませんでした。

実際の張る作業は食事当番だったためパスです。まぁ皆の最後の食事を作ると思えば、悔しくもない・・・ハズだったんだけど・・・指切った。


βακα..._φ(゚∀゚ )アヒャ


皮を包丁で切って程度だったので血も出ず、たいした事はなかったですが、



そして帆を畳み、最後のタイザガスケット。

「場所と人をハイスさん指揮って下さい」

と言われ、配置決めを行う。


行う・・・


行い終わったら自分の配置を決める前に全部埋まってしまった・・・



βακα..._φ(゚∀゚ )アヒャ



下船式、修了証を頂いた。
2泊だと、こんなのも貰えるのか・・・嬉しくって額縁で飾ってますw




いやー楽しかった。

乗ってるとストレスも発散できます。飲むと作業が制限されてしまうのもあるのですが、鬱の薬や眠剤を航海中は飲まずに過ごせるっていうのも自分的にはかなりスゴイ事。


夕日に沈むあこがれ


またね、あこがれ。

エクアドル海軍帆船 グアヤス寄港!

グアヤス入港

駅からマストが見える…あこがれも3本マストだけど高さや幅が違う。あえていうなら「コンパクトな大型帆船」といったところ。


近くで見ると艦橋の木目調デザインが可愛らしく見えます。

グアヤス船尾

受付「(私のあこがれ服を見て)帆船あこがれのボランティアと…ここに名前を」

ボラではないんですが…まぁなんでもいいやぁ~(おい


会場に入ると
「…酒臭い」

樽酒あるしねぇ。
気が付けば船員が当直を残して下船してやってきます。

グアヤスのクルー120名。海自ではめったにみられない女性士官もちらほら。


「…ラテン臭い」

どんだけ嗅覚w



スペイン語の掛け声で樽が割られ、酒が回り、生声音楽で船員が皆とダンスを始める。

船員バンドでダンス


私はクラシックダンスダメ、つか踊った事も知識もない。


気が付くとドリンク担当。


とりあえずコーラが速攻無くなった。渋々サイダーで我慢してもらう。

…あぁ夜間当直かこれから。


ドリンクさばいてる横目で息子がブレイクダンスというかアニメのようなローラー回転ダンスをしている。


色々と息子は楽しく走り回ってたようですが。



家から引っ張ってきた自家製梅酒は日本人に好評で空っぽになりました。というか大半は帆船あこがれクルーのトノさんがリピーター。今年漬けなので少し味が鋭いのですがもう1年寝かせれば丸い味になります。


やはり外国人はチャンポンが嫌そうでそーりー、びーあ、そーるどあうと。アルコールいずプラム ブランデー(梅酒)おんりー。ゆあーちょいす?
船員一人だけ飲んでくれたけど。他は炭酸飲料。


やんやと騒いでお開き、日本側が出口までの花道を作る。


グアヤス乗組員と集合写真

スペイン語は難しいね。
グラーシャス、ハポネーゼ、エクアドリアン
チャオ、セニョール(子供向け)
くらいしかわからなかった。



また来てね!ご安航お祈りし 【 U W 】

帆船あこがれが榎本武揚没後百周年記念事業という事で、開陽丸の航跡を辿って北海道に発ちます。


簡単に必要な部分だけかいつまんで説明すると榎本武揚とは幕末に生まれた武士であり、オランダ王国(ネーデルランド)に留学。国際法や軍事知識、そしてなにより造船・船舶に関する知識を学び、ネーデルランドで造船した幕府軍艦"開陽丸"で日本に帰国し、徳川家海軍副総裁に任じられます。

時は流れて大政奉還、そして戊辰戦争が起こります。旧幕府軍が敗北すると大坂天保山沖に停泊中だった開陽丸と榎本は無断で江戸に逃げます(これが後世批判の種となります)

しかし江戸も新幕府軍によって陥落、新幕府軍は開陽丸の譲渡を要求するも榎本は拒否。行き場を失っていた有名な新撰組などの旧幕府脱走兵らを収容し江戸を脱走します。

一向は当時、十分な海図や情報もなく無謀な冒険とも言える蝦夷地(北海道)へ向かいますが、目的地に着く前に江差沖で突風にあい開陽丸座礁・沈没してしまいます。


非常に賛否の分かれる人物のため、坂本竜馬のように有名になる事はありませんでしたが近代日本と海事史に残る人物であった事は確かです。


さてその榎本武揚没後100周年記念事業として帆船が開陽丸の航跡を辿るという一大事業にかかります、そして途中ついには目的地にたどり着けなかった榎本武揚の子孫の方が乗船され、目的最終港に向かわれます。



東京港では榎本武揚・軍艦開陽丸と繋がりの深かったオランダ王国(ネーデルランド)の後援を得ており、在オランダ大使館を含めた国際色ある式典が行われました。

またあこがれには幕府軍艦旗が掲げられています。


前置きが長くなってしまいました。。。

そんな7月17日の午前中にはセイルドリルが行われました。
(というか参加してきました)

通常、帆船がすべての帆を張る(フルセイル)状態は稀な事です。外洋に出て、風も船にとってベストコンディションでなければ張る事はないのです。つまるところ張っても意味が無いので全部張らないのです。帆は高価なものですし大事に使わなければなりません。

(聞くところによると帆船の帆1枚の値段は約100万円だそうです、単純計算でいえば"あこがれ"の帆は13枚ですので、1300万円かかっているという事になります。当然何かあった度に新品を買ってたら大変なので古い帆と継ぎ合わせたりして大事に大事に使っています。)

あこがれの場合、トップスル・スクーナーですがジブとメインスル、風がよければ横帆と近海では総帆13枚中せいぜい4枚ほどの帆しか使いません。

でもそれでは寂しいですよね、陸が遠い彼方で海の白鳥とも呼ばれる帆船のフルセイル姿は誰もが見たい!と思うものです。そこで着岸状態ですべての帆を張って特別にフルセイル姿を見せるのがセイルドリルです。

着岸状態で全ての帆を張るのに一番気になるのは風です。
ロープで岸と固定はしていますが、当然風のある中に帆を張れば船は推力を得て走ろうとしてしまいます。ですのでセイルドリル時は無風か微風程度がちょうど良いのです。この日の東京港は・・・非常に弱い風!いけます!

全ての帆を張るのは大変な作業です。一般参加者もいるので、皆が効率良く動けるとは限りません。クルーとボランティアスタッフが重要部分を抑えて一般参加者にはロープを引っ張ってもらうだけに集中できるようにしています。とにかく大忙し!

後半は少し手が回らず「すいません、ビレイ&コイルアップお願いしていいですか!?」と渡されてしまいました。ちょっと時間がかかり過ぎているようです、私はリピーター(経験者)ですのでこの場は引き受けて行う事にしました。

簡単に説明するとビレイとはビレイピンにロープを固定する事で、コイルアップはビレイしたロープのあまった部分をビレイピンにまとめて甲板上で邪魔にならなようにまとめる後片付けの事、、、、とでも言えば良いのかな?そんなに難しい事ではないので、1日しっかり乗船して訓練すれば覚えれます。


風が弱いのは良い事ですが、なにぶん炎天下で猛烈に熱い。汗塩焼けで帽子に模
様ができてしましました(涙)
ともあれ皆で苦労して帆の展開は無事終了!

帆船"あこがれ"セイルドリルでフルセイル!

う、美しい・・・
やはりこの状態で風を一杯に受けて帆走させてみたいものです。

 

電脳の帆船世界では現在ルアンダ停泊中で、宝石をたっぷり積んで北海に向けて
帰港している最中です。相変わらずの亀速度航行ですが、インカ Updataまでに
は母国イングランドに戻れるでしょう。


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