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-休日艦長航海記
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土曜日、ディンギーに。 

しかし天気予報は雨でしたが案の定ずっと雨。
夕刻前に雨が上がったのでディンギーではなくヨットで海上にでてセーリングに。 

北港ヨットハーバー

帆船(?)AKOGEROです。

ラダー持ってタッキングまでやって良いよ~って事で内心ウキウキでやってみた…うーん、うまい事いかない。センス無いのかなぁ…orz 

と、まぁヨタヨタとやらせてもらいましたがディンギーと違って安定しててタッキングも軽い!ジブを張るともっと良く旋回するらしいですが、メインセイルだけでもこれだけ良く回れば十分凄いと素人目に思いました。


帰還中のAKOGERO

でもやっぱり操船は楽しいですね~。
雨雲が再接近してきており、雨が怖いので1時間で港に帰ります。

案の定、ハーバーに着いたとたんに降りはじめました。

バッカスで宴会

後はバッカスでギターと歌声のナツメロ(?)で宴会。
帰りはちょっとズブ濡れでしたけど。。。


今回はディンギー乗れなかったけど、これから夏!どんどんとマリンスポーツに適した気候になっていくので楽しみはこれからだ(と思っとく)
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土曜日は大阪北港ヨットハーバーに。

”帆船「あこがれ」の15歳を祝おう!バージョン”
ディンギーヨットに乗れるという事で行ってまいりました。

#帆船あこがれ自体は現在「長崎帆船まつり」に遠征中です


ディンギーは14世紀には登場し、その高速性から海賊の追跡・偵察に用いられた高速帆船です。欧州ダウといった所でしょうか。

その後は河川や海峡の横断や、本船との渡し船として使われてきました。

昔はタグボートというものが無いので大型船は近くで止まって、ボートやヨットを使って人員移動していました。


現在では強化プラスチックのディンギーが主流ですが、昔ながらの木造ディンギーも存在しますが維持に手間暇が非常にかかります。

ですがやはりディンギー乗りにとって木造ディンギーは一種の憧れで、維持し乗りこなす事は一種のステータスのようです。

ディンギーヨット

ディンギーはこういった構造です。
喫水は浅い(あたりまえだけど)し、乗り移りはもちろん航行時にも波を受けるので乗る=濡れるという事です。


風はあるものの海水が若干冷たいので「どうする?」と聞かれましたが乗りたいとお願いしました。まだウェットスーツがいるくらいの寒さだそうで…


ダイレクトに風と操船を感じれるので楽しかったです。
メインセイルと舵(ラダー)はベテランの方に…私は前方のジブ兼右舷担当です。

途中で若干トラブルが・・・

セーリング中、タッキングする際にブームが顔面に飛んできました。

かがんで避けたので、帽子だけ跳ね飛ばされ無傷で済んだのでよかったのですが、ライフジャケットの横にメットがある理由がよくわかりましたw

 

途中から寒くなってきましたが、夏場にやったら最高に楽しいだろうなぁ…

 


お片づけをして、シャワーを浴びた後はクルーザーヨット"バッカス"で軽い(?)飲み会。

ハンガリー(ブダペスト)から来られた方と「ニックネームのハイスは"熱い"っていうドイツ語から取ったんですよ~」なんて話してました(ハンガリーは英語並にドイツ語もポピュラーな言語なので…)


でも、実は最初30分くらいは揺れに酔いながら飲んでたのでテンションが低かったですww


バッカスは酒の神さまとの事ですから、ちょっと意地悪されたのかもねぇー。
またお邪魔させて下さいな~


3/8 ついに本物の帆船に乗りにいきました。
"STS AKOGARE"-あこがれ

STSとはセイル・トレーニング・シップの略ですね~。3本マストのスクーナーでフォアマストが横帆になっているトップスル型です。ではではこれが帆船あこがれだー!

救命艇













どう?すごいでしょ!え?
あぁ、すいません、これは救命艇です。
(寒っ…)


STS AKOGARE











どどーん!これです。帆の数は総計13枚。これは全部の帆を張っている写真ですが、さすがにこいういった姿は今回見れませんでした。残念!


接岸しているあこがれ













09:30集合場所へ。
見えました、写真ではわかりずらいかもしれないけどマストが高い!横のビルと同じくらいの高さ!パっと見コンパクトだけど60人以上乗れるとの事。その分喫水深いけど。

乗船するのは私のような参加者(以下トレーニー)とトレーニーをまとめるボランティアスタッフ、そしてクルーです。トレーニーは50人近く!今回は一部というか大半が団体参加で、名古屋のボーイスカウトの子供たちがいっぱいです。

まずワッチと呼ばれるチーム分けが行なわれました。ワッチは4つでそれぞれ星の名前からカペラ・リゲル・スピカ・ベガ。私はスピカに分配、計7名で一般参加者が多くボーイスカウトの女の子が2名。

乗船式と諸注意の説明があり、船内案内。会議室には釣り竿があり、世界一周の時にはこれでカツオを吊り上げたとか・・・一本釣りですか・・・釣りRankいくつだろう(ちげぇ)

食堂はメシルーム…じゃなくてメスルームと呼びマース。ここで自分のニックネーム付け!はい、まんまハイスと名乗りました。

メインマスト




















上甲板(アッパーデッキ)から見上げるマスト。高いのぉ。ここからでも30メートルあるそうです。

出港時はエンジン出力で出てて気がつけば大阪港から出てました。
今回の乗船、すごい天気には恵まれていて快晴。デッキ上での昼寝は最高だったけれどもほぼ無風。風だけには恵まれませんでしたが…

出たところで展帆開始!
2班はバウスプリットにあるアウタージブ/インナージブ(船首にある三角帆のアレ)、私含む残り2班はメインマストにあるメインスルを担当。合計3枚の帆を張ります。


ヤードを動かし帆を張る…と書くとすごい簡単そうに聞こえますが使うロープがいっぱい!一つ一つの指示の説明を受けてロープを解いて引っ張りを繰り返す。こんな作業を30分以上やってやっと帆が張れました。

これだけ張るのに時間がかかるなぁーって思ってたら「ボランティアスタッフとクルーだけなら30分で全部の帆を張れる」そうです。名倉(私達)の熟練度が低いのでそれはしょうがないですねw
展帆が終り、エンジンも止まって完全に帆走状態です。ここで船長からご説明~!


「現在帆走中、速力は…1ノットです」

だはー。1ノット…ほんと風に恵まれてません。歩く速度の半分くらいのスピードです。まぁそれでもなんとか頑張って走ってるのには感動。

ここで昼食休憩を入れてます。


記念撮影-船首




















船首で記念撮影!
ジブ…カッコイイなぁ…
帆を畳んだ後、この船首にあるバウスプリットを渡るイベント!このバウスプリット渡りができないと明日、マスト登りができない!とお達しが。。。

当然いきますともw

船首の棒になってる部分です。足元はロープだけです。安全のためヘルメットと安全ベルトを着けます。左側から先端に行って、渡り右から戻ってきます。途中クルーに勧められて足元のロープで寝そべりました。キモチィー!ついでに船首像にも触ってきました。何か良い事おこるかも。

メインスル




















午後は帆を畳みます。写真は畳んでる最中のメインスル。午前中にした作業を巻き戻しですね。気がつけば神戸空港が見え、明石海峡も見えます。ここで錨を下ろしました。そう、例の3隻衝突事故のあった場所もハッキリと見えました。

衝突した明石海峡の船




両端の船が衝突した船、1隻は沈没したので真中はたぶん調査船か何か。他にも停泊中の船がいっぱい。

船長いわくこの場所は昔、検疫場所で船の駐車場みたいなところだったそうです。今は無線検疫ですが無線技術がまだ発展してない頃はここで検疫を受けてから入港したそうで。なので停泊するには潮流も少なく良い場所なんだとか。ナルホドナー。

舵













舵でーす。といってもコレは帆走時に切替をしないと動きませんのでべたべた触れますw正面左右に計器がいっぱい。

とりかーじ!いっぱーい!




















正面には方位計で下には羅針盤がありました。方位計と羅針盤ですが微妙に位置が違う。曰くデジタルと磁力では誤差が出るそうです。でもどっちも正しいと。海図にはどの程度の誤差がでるかも載っているとの事でした。

ボンク













ボンク(ベット)でーす。せめぇー!
ボンクメイクは後半やけっぱちになってましたがなんとか寝床は確保。夜はご飯を食べてメインデッキで自己紹介をしたりと過ごす。


翌朝二日目!
朝は裸足でメインデッキ集合!(別にサンダルはいててもよかったんだけど)そう、デッキ磨きです。清掃のデッキブラシはありません!海水で濡らして砂を撒いてから石で磨きます!映画マスター・アンド・コマンダーにもこんな場面ありましたねぇ。足つめてぇー。うひひw

磨かないと疫病が発生する訳ではないですが、デッキは木製なのでほっとくとコケ生えたりするんですねー。石で磨いた後は細かい砂利をやしのみで掻き揚げて海水で流して終了!

デッキ磨きの後に朝食、その後今回の大イベントの一つであるマスト登りです。

ミズンマスト




















これ登ります。先端までじゃないけど、7分目辺りにある見張り台までです。バウスプリット渡りと同じく左舷から上って右舷から降ります。こと細かに注意事項の説明。危ないですからね、命綱もクッションもありませんから。3点支持とかそういう事の説明です。

先鋒切って上りました。途中までいいけど見張り台手前の反り返り部分がすごい力がいるし、ここで初めて少し怖いなって思いました。

DSCF0090.jpg













上りきって見張り台に立ちました。ミズンマストを上ったので前にメインマストが見えます。見晴らし最高!まぁ見張り台ですもんねw

見下ろし













見張り台から30メートル近い下のメインデッキを眺めるとこんな感じ。すごく…高いです…。

DSCF0095.jpg













見張り台で記念撮影wアホ丸出しですw


みんなマスト登りを終えてから帆走準備に、今回なんと"抜錨帆走"をするとの事。要するにエンジンで"勢い"を付けてからではなく純粋に錨を引いて帆のみで走りだすという事で、昔ながらの帆走スタイルです。

昨日とは逆担当という事でアウタージブ/インナージブを担当して展帆。昨日よりは気持ち少し作業が早い…気がするw

展帆を終えましたが船長から指令!
「速力1ノット未満、錨を下ろすので帆を畳め」
だはー!

1ノットなんとか出ていれば船をコントロールできるけど、1ノット無いと操船不能だそうです。で、回りには停泊中の船もいっぱい要るし潮流で徐々に流されている(0.4ノット)状態でこのままだと前に停泊中の1隻と衝突だという事です。

という事で急いで帆を畳み、錨を降ろします。いくら見上げても風は吹いてない…昔は風が吹くまで何日、何週間、時には何ヶ月もこうして待っていたんだろうなぁ…

まぁ残念無念ですがよい体験です。自然の力ばかりは人間でどうもこうもできませんからね。昼食を取ってのんびり過ごして大掃除、その後大阪港に向かってエンジンで進みます。

途中甲板で大運動会?を楽しみながら接岸。ATCには沢山のコスプレイヤーがいてこっち写真を撮ってました…いや…なんかその…複雑な気分…どちらかといえばコスプレする側ですが私…

まぁそんなこんなで3/9 16:00下船。感想としては…1泊2日は短い!!!でも楽しかった。また来るぞーと胸に誓い家に帰りました。

 


あ、そういえばうちの軽クリッパーはあこがれに乗船する前日、太平洋横断させて補給港までいかせました。北上してカリブを回って欧州へ戻ります。


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